オーストラリアは全世界の渡航禁止を決定!封じ込めに注力か?

新型コロナウイルス対策で各国が大胆な政策を打っています。


その中でオーストラリアがさらに新型コロナウイルス対策を強化するようです。


今回はオーストラリアの政策について紹介します。

オーストラリアは史上初の政策を行います。

オーストラリアが全世界を渡航禁止に

2020年3月18日、オーストラリア政府は海外渡航の危険水準を


全世界対象に最高水準の「レベル4」に引き上げました。


さらにモリソン首相は「バイオセキュリティー上の非常事態」を宣言しました。


これにより、オーストラリアの全ての国民が海外渡航が無期限で禁止となり、


事実上の鎖国状態になります。


現在オーストラリア国外にいるオーストラリア国民は帰国意思がある場合は


早急に帰国するよう呼びかけられています。

オーストラリアは思い切った策をうってきて驚きました。


おそらく、オーストラリア国内で感染爆発が起きてしまうリスクと


経済を多少犠牲にしてでも新型コロナウイルスを封じ込めるにかかるリスクを


天秤にかけるときに後者を選択したのだと考えます。


今はヨーロッパやアメリカで新型コロナウイルスの感染拡大が広がっており、


そのような地域に渡航してしまうと新型コロナウイルスに感染する可能性がありますし、


オーストラリア国内に持ち込む可能性があります。


よって渡航禁止にするのが一番コストがかからない選択なんだと思います。

オーストラリアがヨーロッパのような状況をなんとか避けなければならないという意思が伝わってきます。


この鎖国精査が他の国にも続くのか注目です。

オーストラリアの新型コロナウイルスの状況は?

2020年3月18日現在、感染者数は454人とされています。


オーストラリアは海外から入国する人全員に、


入国後14日間の自主隔離を求めており事実上の入国制限になっています。


また100人以上の屋内集会の禁止措置を適応し、オーストラリア国内の移動制限も検討中です。


特にオーストラリアの大手航空会社カンタス航空が国内線の60%、国際線の90%が3月末から運休、


バージン・オーストラリア航空もすべての国際線を2020年6月14日まで運休することを発表しています。


このような状況を鑑みると、オーストラリアがいつ渡航禁止が解除されるかは予想は困難です。


オーストラリア政府も期限を無期限としています。


ここまでみると、オーストラリアは新型コロナウイルスを完全に封じ込めるために


あらゆる手を尽くすことが感じられます。


新型コロナウイルス対策では一番過激に見えますが、新型コロナウイルスが終息したときに振り返ったら


この政策が最善策であるという評価になることを祈っています。


経済にも大きなダメージが出ると思うので、経済対策もどこかのタイミングで行い、


新型コロナウイルスの危機を乗り越えてほしいです。

まとめ

オーストラリアは全世界に対して渡航禁止を決めました。


事実上の鎖国政策になります。


史上初の政策であり、期限は決まっていません。


新型コロナウイルスの感染爆発が起きていない国では、オーストラリアが行った


鎖国政策を行うかもしれません。


今後の情報に注目です。

世界の流れが止まりつつあります。。。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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