2020年3月17日現在、アメリカは全国民に対して臨時で1回限りの現金定額支給する法案を議論しています。
新型コロナウイルスの影響で自宅待機になる方の収入を保証したいようです。
金額はまだ発表されていませんが、一部報道では1000ドルと言われています。
今日はこのことについて紹介します。

この法案は迅速に通そうとしているようです
臨時のベーシックインカムがアメリカで議論中
アメリカは全国民に一定額のお金を配布する、
実質ベーシックインカムのような法案を通すのではないかとみられています。
現在アメリカの下院で議論が進んでいます。
この定額でお金を配るのは1回限りの臨時の政策としています。
議論している政策は新型コロナウイルスの影響を乗り切るためのものであり、
恒久的なベーシックインカムの政策ではないようです。
よってベーシックインカムという呼び名ではない形で 法案を通すのではないかとも言われています。
アメリカは過去にも1回限りでお金を配ったこともあります。
この法案は通るのではないかと観測しています。
なぜなら、アメリカでは月給が保証されていない雇用体系で働いている方が多いです。
そのため、新型コロナウイルスの影響で自宅待機をしているとお金が尽きてしまったり、
カードローンが払えない人もでて来る可能性があります。
その結果、路頭に迷う方がでると治安の悪化やさらなる不安による株価の下落を招く可能性があります。
そのような方を出さないようにするために、
アメリカは現在全国民に一律現金を支給する法案を議論し速いスピードで採決を行おうとしています。
ベーシックインカムって何?
ベーシックインカムとは、すべての国民に対して最低限の生活を送るのに
必要な金額を無条件で個人単位で定期的に支給する制度を指します。
ベーシックインカムの実験は様々な国で議論や実験が行われています。
フィンランドでは2年間ベーシックインカムを給付した実験の最終結果を
2020年中に公表することになっています。
ベーシックインカムの導入で享受できるメリットには、
貧困層の救済になったり、本来自分のやりたいことに力をおけるようになったりすることが
できるのではないかと考えています。
しかし、一方でベーシックインカムを導入すると働かない人ができたり
財源をどうやって確保するのかという問題があります。
ベーシックインカムはヨーロッパでは18世紀末から議論されている、想像以上に昔からある考えになります。
今後IT化が進んでいく中で、人が働く時間や人数が減ると言われています。
そのような中でベーシックインカムはどのような役割を持つのかは今後注目です。
さらに今後もベーシックインカムについて実験する国は増えることが予想されます。
気になる方はぜひ情報を追いかけてみてください。
まとめ
アメリカでは、全国民に対して臨時で1回限りの現金定額支給する法案を議論しています。
この法案は可決される見込みで、速いスピードで議論しています。
新型コロナウイルスの影響でアメリカも自宅待機やテレワークなど
新型コロナウイルスに感染しない対策がうたれています。
日本でもこのような法案が議論されているため、今後のアメリカの議論は注目です。

現金定額支給の法案は早く通して、
必要な人にいきわたってほしいな!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。