ここ数日、ヨーロッパので国境を閉鎖する国が増えてきました。
EUの掲げる移動の自由が揺らいでいます。
EUの移動の自由が制限されることで経済への影響が懸念されます。
今回はヨーロッパについて調べました。

まさにヨーロッパは新型コロナウイルスとの戦いの最中です。
ヨーロッパで国境封鎖が始まっている
ヨーロッパでは、3月10日以降国境を封鎖する報道があった国があります。
オーストリアは2020年3月10日、イタリアからの入国を原則禁止して、事実上の国境閉鎖を行っています。
デンマークは2020年3月13日、旅行などで訪れる外国人の入国を原則禁止として国境を閉鎖しました。
ポーランドやチェコも外国人の入国を原則禁止とする措置を取り、国境を封鎖しています。
フランスもマクロン大統領が、2020年3月12日に国境を封鎖することもあり得ると表明しています。
注目はドイツです。
ドイツは2020年3月15日、ドイツに隣接するフランス、スイス、オーストリアの国境の大部分を封鎖すると報じました。
3月16日の午前八時(現地時間)から実施予定です。
ただし、物流や国境を超えて通勤する人は対象外にするそうです。
EUの中心の一つの国であるドイツが国境封鎖をすれば、他国も国境封鎖に踏み切る可能性が高いと思われます。
そうなると、EUが掲げているシェンゲン協定による移動の自由が大きく揺らぐことになりそうです。
どうやらドイツは経済活動などよりも、新型コロナウイルスの感染拡大を抑え、
封じ込めることを優先したように思われます。
またドイツは国境を封鎖することで他国の人々から物資を買い占められることを防ぐ狙いもあるようです。
今後、他のヨーロッパ諸国が国境を封鎖するのかは注目です。
国境封鎖で株価への影響は?
ヨーロッパが国境を封鎖することで、株価に影響が懸念されます。
週明け2020年3月16日の株価は下落するのではないかと予想します。
これは、ヨーロッパ諸国で今後国境閉鎖が増えれば、経済が停滞する懸念が高まり、
投資家たちは安全をとるために動くと考えているからです。
先週も株価は大暴落しましたが、また下落する予感がします。
新型コロナウイルスの影響による株価の下落は、まだ底値までいっていないように感じます。
今後も下落するリスクがあることから、相場や市場の動向は冷静に見つめていきましょう。
週が明けることから、潜在化していたリスクが新たに顕在化する可能性もあります。
ここ数週間、週明けは大きく値動きがあったと記憶しています。
ニュースや報道から得る情報にも気をつけていきたいです。
新型コロナウイルスの影響はまだまだ続きますから、市場に振り回されることなく、
自分の取れる位置でしっかり市場を見つめていきましょう。
国境封鎖はいつまでつづく?
国境封鎖がいつまでつづくか予想できない部分もあります。
例えば、デンマークは4月13日まで国境を閉鎖することを決めています。
しかし、ドイツは国境をいつまで閉鎖するか発表していません。
やはり国境封鎖は、自国内の新型コロナウイルスの感染状況に依存するため、難しい判断になると思います。
デンマークのように1ヶ月は国境が封鎖していると考えるのがいいかもしれません。
当然、国境封鎖が続けば続くほど、経済活動が止まってしまい株価の下落や景気低迷を引き起こす可能性があります。
政府や中央銀行が何らかの策を打つと思いますが、どうしても新型コロナウイルス対策が優先になると感じます。
今やヨーロッパは新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状態に陥っています。
まずは一刻も早く新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めてほしいです。
そのためにも、国境封鎖は新型コロナウイルスがある程度収まるまでは続けてもいいかもしれません。
まとめ
新型コロナウイルスの影響でヨーロッパで国境の閉鎖を決めた国が増えてきました。
特にドイツが国境閉鎖を決めたことは驚きです。
今後ヨーロッパで国境閉鎖をする国が増えるか注目です。

ヨーロッパはどうなるのかな。。。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。