2020年3月13日、3月14日午後6時から官邸で安倍首相が会見を行うことが決まりました。
一体どんな内容が話されるか注目されます。
ここ数日は国外で新型コロナウイルスの感染拡大に拍車がかかっている点や
株価下落で不景気になるのではないかと不安の声があがっています。
いったい安倍首相が話す内容は何なのか予想してみたいと思います。
以前にも増して発言に注目が集まりそうです。
記者会見は緊急事態宣言の発表?
記者会見では、非常事態宣言の発表は行われないと予想しています。
3月13日に新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案が参議院で可決し、成立しています。
14日にも施行されます。
その結果、新型コロナウイルスに対しても非常事態宣言を出すことができ、国民の私権制限が可能です。
しかし、このタイミングで非常事態宣言を出してしまうと、
日本だけでなく世界にも大きな波紋を呼んでしまいます。
幸いにして日本は、諸外国に比べて新型コロナウイルスの感染拡大はゆるやかであり、
感染をなんとか抑えられている現状です。
となると、緊急事態宣言を出して国民や世界を動揺させるのではなく、
今まで通りの感染対策を続ける公算が高いと思います。
よって非常事態宣言を発表する会見にはならないと予想しています。
どちらかといえば、今後の新型コロナウイルス対策の方針をお話するのではないかと予想しています。
さらには今後の経済対策についても踏み込んでお話するのではないかと考えています。
ここ数日の市場の暴落は度肝を抜かれた方も多いです。
市場に対して政府としてやることを示すことで、市場の安定化を狙ってくるのではないかと考えています。
明日の記者会見は注目です。
記者会見は東京五輪について?
東京五輪の話題に触れる可能性は大いにあると思います。
3月13日に突如IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長が
東京五輪の中止・延期の判断はWHO(世界保健機関)に従うと表明し驚きました。
3月13日の朝には安倍首相とトランプ大統領が電話で会談し、
安倍首相が東京五輪開催に向け努力する考えを伝えたことが分かっています。
このような背景があることを鑑みると、一度安倍首相から東京五輪についての発言があると思います。
その発言するタイミングは明日になると予想します。
上記の様子から、東京五輪は中止や延期ではなく開催する方針でメッセージを送るのではないかと考えています。
しかし、諸外国が新型コロナウイルスで苦しむ中、オリンピックができるかは分かりません。
実際には、日本が新型コロナウイルスの感染が収束したとしても、
世界で新型コロナウイルスの感染が収束もしくは下火にならない限り、
選手が派遣されず五輪運営が難しいと思います。
日本はスポンサーとの兼ね合いもあるため、難しい舵取りになっています。
現状だけ見れば延期が最適解だと思います。
今回の記者会見は時間があるのか?
今回の記者会見は何分の時間がとられているかは発表されていません。
先日の2月29日に行われた安倍首相の会見では、時間が35分取られていましたが、
質問が尽きていないのに会見が打ち切られてしまいました。
今回も先日の会見と同様に時間は30分ぐらいが目安なのかなと考えています。
今回の会見ではしっかり質問も受け答えしてほしいなと思います。
まとめ
2020年3月14日に安倍首相の記者会見が予定されています。
東京五輪や緊急事態宣言など聞きたい話題は沢山あります。
どんな内容が話されるのか注目です。

記者会見は14日の18時から開始予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。