新型コロナウイルスに対して警戒を強めるように進言しているWHOですが、
ついに事実上のパンデミック宣言を行いました。
この影響は市場にどのような影響を与えるのか気になりますよね。
今回はこの件について調べてきました。
WHOがついにパンデミックを事実上宣言!
WHOは日本時間2月28日、
テドロス事務局長は新型コロナウイルス(COVID-19)による肺炎の危険性評価で、
世界全体を「高い」から最高レベルの「非常に高い」に引き上げたと発表し、
事実上のパンデミックの宣言をしました。
またテドロス事務局長は、ヨーロッパやアジアでここ数日間で
新型肺炎が増え続けていることに懸念を表明しています。
WHOは2月27日に新型コロナウイルスに対してパンデミックの可能性を示唆していましたが、
わずか1日でパンデミック宣言となりました。
それだけWHOは新型コロナウイルスの感染拡大を警戒していることが分かります。
さらにWHOは今が封じ込めに向けた岐路になる重要な時期とも述べています。
確かに今やヨーロッパやアメリカにも感染者が現れ始めました。
特にイタリアでは封じ込めのために自治体を閉鎖することをしています。
日本国内でも感染拡大を抑えるために臨時休校やイベント自粛などが広がっています。
WHOの警告どおり、今まで以上に新型コロナウイルスが広がってしまうと、
経済や社会情勢にさらなる影響が懸念されます。
新型コロナウイルスがこのまま感染が広がってしまうのか、今まで以上に広がってしまうのかは今後注目です。
株価への影響はどうなる?
WHOがパンデミックを宣言したことで株価が更に下がることが懸念されます。
ここ数日の新型コロナウイルス影響でマーケットは株価を下げていました。
特にダウはが過去最高の下落を記録したり、世界同時株安が起きています。
新型コロナウイルスの影響に株価が敏感になっているさなかに、
今回WHOがパンデミックを宣言したことでさらに影響がでると考えられます。
こうなってくると注目するのはマーケットにどんな好材料がきて上げに転じるかです。
ここで注目されているのはFRB(アメリカ連邦準備理事会)が利下げに踏み切るかどうかです。
トランプ大統領もFRBへ利下げを求めており、
今後はFRBのパウエル議長の発言や次回のFOMC(連邦公開市場委員会)で利下げが決定するかが焦点になります。
実際に投資家たちは、米国債利回りは3月の利下げを織り込んでいるようです。
2月27日までの1周間は2008年のリーマン・ショック以来の最悪な1週間だったと評する方もいます。
今後の株価やFRBの動きには要注目です。
WHOがついにパンデミックを事実上宣言!(まとめ)
WHOは2月28日に事実上のパンデミックを宣言しました。
新型コロナウイルス関連で下がっていた株価に影響がありそうです。
今後はFRBが利下げに踏み切るかどうかです。
パウエル議長の発言を含めて注目していきましょう!

とにかくこの市場で生き残ることが大事!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。