大規模ガイドラインが発表され、イベントの自粛を求める方針が示されました。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。
ダイヤモンド・プリンセス号の船内状況を語った動画も拡散されています。
このような状況を受け、厚生労働省が2020年2月20日にガイドラインを示す方針が明らかになりました。
いったいどんな内容になるのでしょうか?

ついにガイドラインが発表されます!
2020年2月20日、厚生労働省からガイドラインが発表されました。ガイドライン内容を記事内に追記しています。
厚労省がガイドラインを公表(18:30追記)
2020年2月19日の夜、加藤厚生労働大臣と脇田新型コロナウイルス感染対策専門家会議座長による
記者会見が行われました。
第2回新型コロナウイルス感染症対策専門会議も同日に行われていました。
会見の中で、加藤厚生労働大臣が大規模なイベントの開催についてのガイドラインを
2月20日に発表することを明らかにしました。
このガイドラインを発表することで、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する意図があるそうです。
どのようなガイドラインとなるかは2月20日の発表を待つことになります。
おそらくイベントの中止を強制するものではなく、大規模イベントの開催を推奨しないことや
感染症対策を十分に行うことなど、あくまで主催者判断になるがこの点に気をつけて運営してほしいといった
内容となり、踏み込んだ規制はないガイドラインになるのではないかと予想しています。
しかし、イベントを運営する方々にとっては2月20日に発表されるガイドラインは
今後のイベント運営の判断を下す際の一つの指針となると思います。
2月20日のガイドラインがどのようなものになるか、発表には注目です。
厚生労働省がガイドラインを発表しました。(18:30追記)
内容は、
・イベントの主催者がイベント開催の必要性があるか改めて検討すること。
・現時点では政府としてイベントの一律の自粛要請は行わない。
となっていました。
つまり、国として何か規制する訳ではなく、国民や事業主、イベント主催者が判断するという形になりました。
もっと具体的なガイドラインが出て欲しかったですが、先日の予想が概ね当たるガイドラインとなりました。。
中止や延期になるイベントがさらに増える?
2月20日に厚生労働省から発表されるガイドライン次第では
今後中止や延期になるイベントがさらに増えることが予想されます。
現時点でも多くのイベントが中止や延期が行われています。
大阪府では3月20日までに予定していた主催イベント242件を中止に決めました。
兵庫県で2月23日に予定されていた「世界遺産姫路マラソン2020」が開催中止になりました。
東京マラソンと同様に参加費の返金対応はしないそうです。
さらには企業が主催するイベントも軒並み中止が発表されています。
このように数々のイベントが中止になっていますが、その中でもイベントの運営形態を変えたKDDIは注目です。
KDDIは3月24日に開催予定だったイベント「MUGENLABO DAY 2020」をリアルで行うことを中止し、
代わりにVRを用いてバーチャルイベントとして開催することが発表されました。
会場は「cluster」というVRイベント開催できるプラットホームで行われます。
参加したい方はPCから参加することができ、VRデバイスを持つ人はVRで
実際のイベントにいるかのような体験ができます。
当日はYouTube Liveでの同時配信も予定され、スマートフォンからもイベントを見ることができます。
このようなVRを使ったイベント開催はいい案ですよね!
今回のような屋外イベントを自粛しないといけないときや荒天時にも
イベントを行えるのは大きなメリットです。
VRでのイベント開催がもっと一般的になってほしいなと思います。
中止や延期になるイベントが増える?【まとめ】
2月19日に行われた加藤厚生労働大臣の会見のなかで、
2月20日に大規模なイベントに関するガイドラインを発表することが明らかになりました。
ガイドラインが発表されることでさらなるイベントの中止や延期が起きることが予想されます。
今は新型コロナウイルスの感染拡大防止が優先事項ですが、
一方で 過度な自粛ムードにつながって経済に影響を与えないか心配にもなります。
一刻も早く新型コロナウイルスの感染拡大がおさまってほしいです。

新型コロナウイルスの影響はまだまだ続きそう・・
最後までお読みいただき、ありがとうございました。