就職や転職でキャリアについて悩む際にこんなことは考えたことはありませんか?
どんな人材が必要とされているのかと。
その答えの一つがこの本に載っています。
この本は
・どんな人材が必要とされるのか知りたい人
・もっと自分の市場価値を高めたい人
・リーダーを目指している人
には特におすすめです。 『採用基準』という本をこれから紹介します。
著者の伊賀泰代さんとはどんな人か
兵庫県出身の伊賀泰代さん。
一橋大学法学部を卒業後、日興証券引受本部を経てアメリカに2年ほど留学をします。
その際にMBAを取得されました。
その後、マッキンゼーアンドカンパニーに入社します。
2010年末までコンサルタントや採用マネージャーを務めました。
現在はキャリアインタビューサイトMY CHOICEを運営し、
リーダシップ教育やキャリア形成に関する情報を発信するなど活躍は多岐に渡っています。
『採用基準』のポイント!
なんと言っても、本書では地頭、論理的思考能力より大切なものとして
「リーダーシップ」と述べています。
さらに、このリーダシップはいわゆるリーダー層に取得してほしい事はもちろん、
チームメンバー1人ひとりに身に着けてほしい能力となっています。
このリーダシップはよく誤解されてしまいます。
日本だとリーダーというと雑用を任されたり、何かの調整役を任されたり、
管理職と間違えられています。
しかしリーダーの本質は成果を出せる人です。
この視点をもつとリーダーという力がチームのメンバー全員に持ってほしいという
意味が分かってきます。
さらにリーダーが行うことは4つに分類できます。
・目標を掲げる
・先頭を走る
・決める
・伝える
この4つができない人はリーダシップがないとみなされてしまいます。
ではこの力はどうやって磨けばいいのか。
本書ではマッキンゼー流のリーダーシップの学び方が提示されています。
これを参考に実践していくとリーダーに必要な能力が磨かれていきます。
リーダーシップは学べるスキルなんだと実感でき、
この能力があるだけで周りの人と差がつくなと感じました。
リーダシップがあることで新たなキャリアが拓けたり、
自分の価値観をしっかり周りに押し出せるようになるなどメリットが多いです。
ぜひ本書を読んでリーダシップを身に着けてほしいです。
『採用基準』のまとめ
この本は
・これから必要とされる人材とはどんな人か分かる本です。
・リーダシップの重要性が分かる本です。
・具体的事例が載っていて理解しやすい本です。
少しでも興味がある方はこの本を読んでみてください。
なにかのきっかけをつかめると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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