なんとこの本はたった102ページ分しかなく、
しかも本文は約70ページほどと非常に簡潔になっており、
短時間で読めてしまいます。
しかし、この本はしっかりアイデアについて体系的にまとめられ、今も売れている名著です。
この本はこんな人におすすめです。
・アイデアが思うように浮かばない人
・クリエイティブな活動をしている人
・本が苦手な人
今回は『アイデアの作り方』を解説します。
ジェームス・W・ヤングさんの紹介
ジェームス・W・ヤングさんは1886年に生まれました。
若い頃から多くの仕事を経験していました。
なかでも、スタンレー・リーザーさんとの出会いが彼を広告界に導くきっかけになりました。
以後彼は広告界を中心に活躍しました。
この本の初版は1940年に出版されています。
途中で改定を続けましたが今もなお読まれている名著です。
日本では1988年に今井茂雄さんの訳で初版が発行されました。
1974年には広告の殿堂に向かい入れられました。
この本で印象に残ったこと
とにかく無駄な例や比喩が削ぎ落とされており、 アイデアの作り方が体系的に掲載されていることが驚きです!
アイデアを作るためには5段階あり、 それぞれの段階が冗長ではなく、
必要最低限の言葉で理解できるように書かれている点で感銘します。
どの段階も普段意識しないでやっている人が多い印象です。
しかし、体型を意識し順番にやっている人は少ないと思いますが、
アイデアを多く出せる人はこのやり方を行っているのではないかと思うほどです。
またアイデアとはという原理にも触れています。
原理は2つの側面から考察されています。
言われてみると、確かにそうかもしれないという納得感が得られるような
当たり前に浸透していることではあります。
しかし、しっかり意識することが大事であり、どちらも重要な要素と考えます。
こんなにもシンプルにまとめられる力を持つ
ジェームス・W・ヤングさんの実力を思い知らされた1冊でした。
アイデアの作り方まとめ
アイデアの作り方という本は、
・アイデアの原理と体系がしっかりまとまっている本
・短時間で読破が可能な本
・クリエイターは必読と言っても良い本
となっています。
短い時間で読めるのでぜひ興味がある方は読んでみてください。
特にクリエイターやアイデアがなかなか思いつかなくて困っている人には
とてもおすすめです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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