三峡ダム崩壊の可能性?三峡ダムはいい面もあれば生態系や気象に影響あり

三峡ダムが話題になっています。

中国では集中豪雨があり、三峡ダムは

大丈夫か心配の声も出てきているようです。

そこで今回は三峡ダムについて調べてきました。

中国一大きいダムのようですよ!

三峡ダムってどんなダム?場所はどこ?

三峡ダムとは洪水や電力不足を解決する

国家事業として作られたダムです。

三峡ダムの場所は

中国にある長江中流域の

湖北省宜昌市三斗坪にあります。

三峡ダムは1993年から工事が始まり、

2009年に完成しました。

三峡ダムには水力発電所もあり、

中国の年間消費エネルギーの

約1割ほどの発電能力をもっている

と言われており、

貴重な電力供給源です。

加えて三峡ダムが作られたことで

長江の水運が発達したそうです。

ダム完成以前には重慶中心部に

3000t級の船しか航行できませんでした。

しかし、三峡ダム完成後は

10,000t級の船も航行できるようになりました。

このように三峡ダムの建設は

中国の一大プロジェクトだったことが

分かります。

三峡ダム崩壊の可能性や日本への影響は?

三峡ダム崩壊の可能性はあるのでしょうか。

2019年には中国のダム専門家が

ダムの基礎部分が数箇所湾曲していることを

指摘したことで決壊するのではないかという

不安が高まったようです。

また2020年6月には三峡ダムがある長江の上流で

集中豪雨による水害が発生し、

三峡ダムの水位が上がり、

三峡ダムは決壊の恐れありと

指摘する学者もいます。

2020年7月1日現在、

三峡ダムが決壊したという情報はありません。

決壊したときの日本への影響を

論じたものは見つかりませんでした。

地理的にも離れている日本への

影響は今後議論されると考えられます。

今後の情報には注目です。

三峡ダムが天気や生態系に影響を与えている?

三峡ダムが建設されていい面もある一方で

悪い面もあるようです。

三峡ダム周辺では地震の回数が増えたことが

報告されています。

また濃霧、長雨、豪雨、洪水、

干ばつといった気候不順も起きるようになりました。

三峡ダムの建設によって李白、杜甫、白楽天などの歌に歌われた

景観や文化財がダムの中に水没したり、

希少種だったヨウコウイルカが絶滅するなど

文化や生態系にも影響を及ぼしています。

さらには長江上流から流れる砂礫の

影響も出始めてきているのではないかと言われています。

このような問題を抱えているため、

いっそう三峡ダムに不安を感じる人は

多いのかもしれません。

三峡ダム崩壊の可能性は【まとめ】

今回調べたことをまとめると、

・三峡ダムは洪水や電力不足解消のために建設された。

・三峡ダムの決壊の危険性が指摘されている。

・三峡ダムを建設した結果、自然・生態系・文化に影響を与えている。

三峡ダムについては報道もされてきています。

今後三峡ダムがどうなっていくのか

注目です。

三峡ダムの流域が心配です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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