2020年6月、2020年版の科学技術白書が
閣議決定され、公表されています。
そこで今回は科学技術白書についてや
科学技術白書2020版に掲載されている
未来予測について調べてみました。

科学技術白書はすごく作り込まれている白書です。
科学技術白書って何?
科学技術白書とは
日本の科学技術の特徴や
科学技術発展のための施策等を公表しています。
科学技術白書は国民が科学技術に関する
施策の理解を助けたり、関係者にとっては
今後の取り組みの参考になるようなもの
になります。
2000年までは科学技術庁、
2001年からは文部科学省から
毎年発行されています。
閲覧可能になっている技術白書の中で、
1番古いものは1958年(昭和33年)に
発行されたものになります。
こちらのサイトから見れます。
また科学技術白書の中身を
検索することもできます。
科学技術白書検索ではキーワード検索をして
キーワードマップを生成することもできます。
科学技術白書は科学技術白書検索から見るのも
おすすめです。
科学技術白書は最新版2020年版は発表されている?
科学技術白書の最新版である2020年版は発表されています。
2020年版の科学技術白書はこちらから見ることができます。
この科学技術白書は2020年6月16日に
閣議決定されたものになります。
2020年の科学白書は
未来予測についての特集を
行っています。
また科学技術の成果や
取り組みも紹介されています。
科学技術白書は概要版も
公開されています。
まずは科学技術白書の
概要版を見るのがおすすめです。
科学技術白書には未来予測もある?
科学技術白書の2020年版には未来予測が
特集されています。
例えば遠隔治療は2030年、
食品の3Dプリント技術も2030年、
手のひらサイズの感染症センサーが
2031年にそれぞれ実用化されるのではないか
と予測されています。
他にも多くのものの実用化が予測されています。
この中には実際に実現するものや
実現しないものが出てくると思います。
他にも文部科学省の科学技術・学術政策研究所の
予測する「科学技術予測調査」を実施しており、
1971年から1992年までの5回の調査で
取り上げた科学技術のトピックの内
約7割が実現しているそうです。
今回の予測もあたっているものが
でてほしいです。
科学技術白書について【まとめ】
今回は科学技術白書についてまとめました。
・科学技術白書は閣議決定を経て、文部科学省から発表されている。
・科学技術白書は1958年からさかのぼって閲覧が可能。
・2020年の科学技術白書も発表されており、テーマは未来予測となっている。
科学技術白書は概要版もあり、
初めて見る人でも
とっつきやすい白書になっています。
興味のある方はぜひ
読んでみてください。

未来予測は興味深かった!