本政府は新型コロナウイルスの濃厚接触者の可能性を
スマートフォンで通知する「接触確認アプリ」という
コロナ対策アプリの開発を行うことを決めています。
そこでコロナ対策アプリはいつ発表されるのか、
気になる仕組みはどうなるのか、
海外ではどんなアプリを作っているのかなどを調べました。

どんなアプリになるのでしょうか
コロナ対策アプリはいつ発表で実用化される?
政府と厚生労働省が中心になって進めている
コロナ対策アプリはいつ発表され、
実用化されるのでしょうか。
当初は5月の早い時期に公開予定でした。
現在は6月中の提供開始を予定して
開発作業が進められているそうです。
一般社団法人Code for Japanに
おいて有志のエンジニアによる
開発で作られているそうです。
途中AppleとGoogleが
5月4日に彼らが開発している
新型コロナウイルス追跡用の規格の利用を
1国1アプリにしたことや
アプリは公衆衛生当局が作製
または利用するものに限るという
方針を出したことで、
開発スケジュールに影響が出ていました。
一般社団法人Code for Japanは
東京都公式の新型コロナウイルス
感染症対策サイトを開発した
ところでもあります。
この短時間でアプリリリースまでいくのは凄いです。
どんなアプリになるのか楽しみです。
コロナ対策アプリの仕組みは?
コロナ対策アプリ「まもりあいJapan」の仕組みは
どうなっているのでしょうか。
【通常時】
スマホのBluetooth(近距離無線通信)などを利用し、アプリの利用者同士が近づくと、その接触が匿名でそれぞれのアプリに記録される(一定期間経過後に削除)。【陽性確認時】
引用元:FNNPrimeOnline
(1)医療機関で陽性と診断され、保健所のシステムに登録された場合、保健所から陽性者のアプリに通知が届く
(2)陽性者は保健所からの通知を受け、自らが陽性である旨をアプリに入力
(3)陽性者と接触した記録のある、他のアプリユーザーらに「アラート」が通知される(誰が陽性なのかは一切知らされない)
(4)「アラート」を受信した人は、保健所のシステムに登録を行い、必要な医療提供につなげる
この説明をみると、コロナ対策アプリ「まもりあいJapan」は
位置情報を取得せず、Bluetoothを利用するようです。
また、接触データは各自の端末で管理するように決めたそうです。
個人情報に配慮して、このような仕組みになりました。
このアプリは接触者双方が利用していないと機能しない仕組みです。
また濃厚接触者の個人情報は特定できないと言われています。
更に開発が進めば、より詳しい仕様がでてくると考えられます。
まずはアプリが完成するのを待ちたいです。
海外はどんなアプリを作っている?
海外はどんなアプリを開発したのでしょうか。
中国では「HealthCode」というアプリが使われているそうです。
アント・フィナンシェルが所有するプラットフォームを使い、
中国政府が運用しています。
中国では9億人以上が使用しているAlipayを使って
サインアップできる仕組みです。
このアプリでは利用者の個人情報や位置情報を使用しています。
シンガポールでは「TraceTogether」というアプリが使われています。
これはシンガポール政府によって運用されています。
個人情報を登録時に1度だけ収集し、
利用者はいつでも登録解除できる仕組みになっているようです。
他にも韓国では複数のアプリが作られたり、
ヨーロッパ各国でもコロナ対策アプリの
開発を進めています。
コロナ対策アプリは個人情報保護を
どのように実現していくがで各国が頭を悩ませています。
今後各国がどんなアプリを作成し、
新型コロナウイルス対策を進めていくのか注目です。
まとめ
今回は新型コロナウイルス対策アプリ
「まもりあいJapan」のお話をまとめました。
日本でも新型コロナウイルス対策として、
接触確認アプリが現在開発中です。
どんなアプリになるか今から楽しみです。

新型コロナウイルス対策が進んでいます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。