ゴールドジムが破産申請でコロナ倒産!?日本はどうなる?連邦破産法第11条(チャプター11)とは?

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2020年5月5日、アメリカのゴールドジムが破産申請をしたと話題になっています。

連邦破産法第11条を申請したようです。

ゴールドジムはスポーツジムの中でも世界で一番とも言われています。

今回はゴールドジムが破産申請でコロナによる倒産なのか

日本のゴールドジムはどうなるのか?

連邦破産法第11条とは何か調べてきました。

大手のジムの倒産でびっくりしています!

ゴールドジムが倒産!?破産申請したが廃業はしない

2020年5月5日、アメリカのゴールドジムが破産申請をしたと報道されています。

事実上の倒産のようです。

しかし、ゴールドジムは廃業しないと名言しています。

いったいどういうことなのでしょうか。

今回ゴールドジムが申請したのは、

連邦倒産法第11条(チャプターイレブン)と呼ばれるものです。

この連邦倒産法第11条は事業を精算するのではなく、

事業を再建することが前提になっています。

よってアメリカゴールドジムは完全に倒産するのではなく、

会社は存続し、これから経営再建をすすめることになります。

再建計画は8月1日までに提出される予定です。

今回の倒産のうち、全世界に約700以上ある

ゴールドジムのうち、約10%の施設が影響を受ける見込みだそうです。

まずは、直営店の30店舗を閉鎖することを決めています。

今後ゴールドジムは、デジタルビジネスや

ライセンス事業を推進することや

フランチャイズ店舗事業は引き続き拡大の方針を示しています。

これからの動向に注目です。

日本のゴールドジムはどうなる?

日本のゴールドジムはどうなるのでしょうか。

日本で展開されているゴールドジムは

株式会社THINKフィットネスがアメリカのゴールドジム本家と

フランチャイズ契約を結んで展開しています。

今回の倒産によって、日本の店舗が大きな影響を受ける可能性は低いと考えられます。

(2020年5月5日追記)日本のゴールドジムを運営する

株式会社THINKフィットネスから公式の見解がでました。

日頃ゴールドジムをご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、皆さまには大変ご不便な思いをおかけしておりますことを改めてお詫び申し上げます。

さて、5月5日付けで報道がされております米国ゴールドジムインターナショナルホールディングス(以下GGI)が、5月4日に米連邦破産法11条の適用を裁判所に申請した件につきまして、フランチャイズである日本におけるゴールドジムの運営への影響はございませんので、ご安心頂けますようお願いいたします。

フランチャイズとして日本のゴールドジムを運営しております弊社とGGIは資本関係は一切ございませんので、引き続き弊社は店舗の営業再開に向けて準備を進めさせて頂いているところでございます。

5月7日以降の営業につきましては改めましてお知らせさせて頂きます。

今後とも変わらぬご愛顧を頂けますようお願いいたしますとともに
皆さまにはご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

株式会社THINKフィットネス
ゴールドジム事業部

この発表によると日本のゴールドジムには影響はないようです。

日本のゴールドジムの再開は今後公式サイトでご確認ください。

またフランチャイズ契約を結んでいるからといって油断はできません。

新型コロナウイルスの影響で多くのゴールドジムも

臨時休業になっています。

この臨時休業によって経営状態の悪化が懸念されます。

もし今後休業が続き経営状態が悪化すると、

アメリカのゴールドジムのように破産する可能性も考えられます

現時点で日本のゴールドジムの経営状態については情報はありません。

今後の情報には要注目です。

連邦破産法第11条ってどんな法律?

アメリカの法律である連邦破産法第11章はどんな法律なのでしょうか。

一言でいうと日本の民事再生法に当たる法律です。

連邦破産法第11条の特色は次のようになっています。

チャプター11は、米国の連邦倒産法において、再建型倒産処理手続を内容とするもので、債務者自らが債務整理案を作成できることから、日本でいうところの民事再生法に相当します。また、チャプター11を適用した企業では、全ての債権回収や訴訟が一旦停止され、事業を継続しながら、過去の「負の遺産」を法律によって強制的に断ち切り、存続価値のある企業を目指して経営再建に専念できることから、比較的短期間での再建が可能と言われています。

引用元:iFinance

よってゴールドジムは会社自体がなくなるのではなく、

会社を再建させることになります。

原則120日以内に再建計画が策定されます。

過去にこの連邦破産法第11条(チャプター11)を

申請した会社には次のような会社があります。

過去に連邦破産法第11条(チャプター11)を申請した会社例

・デルタ航空(2005年)

・ゼネラル・モーターズ(2009年)

・アメリカン航空(2011年)

・トイザらス(2017年)

・FOREVER 21(2019年)

上記の会社の中で今も事業を行っている会社はあります。

これからどのようにゴールドジムは会社を立て直していくか注目です。

まとめ

今回はゴールドジム破産申請についてまとめました。

事業は継続されるようで安心です。

このような大手のジムでも倒産することから、

他のフィットネスジムも心配です。

さらなる情報に注目です。

まだまだコロナ破産は起きそうだね。。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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