2020年4月24日、和田周さんが新型コロナウイルスにより亡くなられたと発表されました。
和田周さんは「夜の樹」を主宰するなど、俳優として活躍し続けた方です。
今回は和田周さんについて調べました。

和田周さんは舞台やドラマで活躍していました
和田周さんのプロフィールは?
和田周さんは俳優や声優、劇作家として活躍しています。
演劇組織「夜の樹」を主宰を務めています。
1938年東京都で、探偵小説家の大坪砂男さんの長男として生まれます。
父の大坪砂男さんは江戸川乱歩が「戦後五人派」と呼んだ探偵作家5人のうちの1人です。
高校生の時に美術部と演劇部に入り、
高校卒業後に俳優を目指して劇団俳優座付属養成所に入所します。
1963年松竹で作られた映画「可否道」よりなんじゃもんじゃに
出演したのが映画デビューと言われています。
その後ドラマでは、大河ドラマ「竜馬がゆく」、「勝海舟」などの作品や、
「踊る大捜査線」、「トリック」にも出演しました。
他にも後に妻となる瀬畑奈津子さんらとともに演劇組織「夜の樹」を結成し、
舞台活動も精力的に行っています。
「夜の樹」では年1回の定期公演のスタイルを長年続けてきました。
第一回の旗揚げ公演は「キャベツ畑の中の遠い私の声」という作品だったそうです。
また夜の樹では、専門の作家や演出家に頼ることなく、
俳優慈氏院で試行錯誤を繰り返して作ったきたそうです。
また和田周さんは
「反・半演劇論➕和田周戯曲集7」という本も出されています。
和田周さんの考えが詰まった本のようです。
購入はこちらのサイトからできるようです。
「夜の樹ショップ」→http://yorunoki2.moon.bindcloud.jp/shop.html#syop
相棒やナースのお仕事にも出演していた!
和田周さんは有名な作品にも多数出演しています。
フジテレビ系列で放送された「ナースのお仕事パート3」には、
明智大介役で出演していました。
この明智大介役は大部屋の患者の1人でした。
第3話から7話に登場し、その後退院しました。
しかし第22話に再登場して以降最終話まで出演しました。
いずみと大島の喧嘩のきっかけを作った人のようです。
患者さんの役であったため、メインでドラマを支えていたというよりは、
名脇役としてドラマをしっかり固める役割を担っていた印象です。
またテレビ朝日で放送されている「相棒」にも出演しています。
1回目は、Season1の第7話で倉沢正役でした。
この役は何者かに殺害されてしまった被害者役です。
2回目は、Season5の第2話で佐々木清役でした。
この役は、糸川興産の元幹部という役柄です。
相棒に2回もゲストで出ていることに驚きました。
このような有名作品にも出演していることから、
和田周さんの俳優としての力があることが分かります。
名脇役としてテレビや映画でも引っ張りだこの方です。
和田周の息子は一体誰?画像ある?
和田周さんの息子は、虚淵玄さんです。
1972年12月20日生まれで、2020年現在47歳となります。
シナリオライターや小説家として活躍しており、
株式会社ニトロプラスの取締役も務めています。
大学は和光大学を卒業しました。
ゲーム制作会社のニトロプラスの前身の会社から参加し、
同社のデビュー作の「Phantom -PHANTOM OF INFERNO-」の
シナリオをてがけました。
その後はゲームだけでなく、映像作品も作成しています。
虚淵玄さんが有名になった作品に「魔法少女まどか☆マギカ」があります。
この「魔法少女まどか☆マギカ」では全話脚本を務めています。
その後も「PSYCHO-PASS サイコパス」のストーリー原案と脚本も務めています。
賞も受賞していて、2011年ニュータイプアニメアワードの脚本賞や
第11回東京アニメアワードの個人部門脚本賞を獲得しました。
お父さんの和田周さんの似ているところもありますね!
まとめ
今回は和田周さんについてまとめました。
自分の演劇団体を主宰するなど、俳優として精力的に
活動されていた方です。
息子の虚淵玄さんの活躍にも今後注目です!

ほんとに演劇に生きたかっこいい方です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。